マナーを知れば、お食事がさらに楽しくなる
「テーブルマナー」と聞くと、どうしても堅苦しい感じがします。「食事くらい好きなように楽しみたい」「マナーに縛られると、折角の食事が美味しく感じられず、食べたような気がしない」という声も少なくありません。確かに、家族や気の置けない仲間との日常的な食事は、とても気軽で楽しいものです。しかし、冠婚葬祭やお呼ばれ、接待など、特別な席で食事をしなくてはならないケースは、誰にでもあります。またクリスマスや誕生日に、恋人やパートナーとのディナーを楽しむなら、ちょっとフォーマルなレストランを選びますよね。そんなとき、「テーブルマナー」の基本を知っていれば、慌てることはもちろんありませんし、堅苦しさなど感じることなく、食事を楽しむことができるのです。最初は面倒くさく思うかもしれませんが、基本のマナーを覚えてしまえば、それはあなたの財産になります。例えば社会にでれば、お付き合いの場も増えていきます。大切な席でのマナー違反は、知らなかったではすまされませんし、人間性や常識まで問われてしまうかもしれません。逆に、さりげない心遣いやちょっとした立ち居振る舞いが好印象を与え、あなたの評価がアップする可能性もあるのです。
習うより慣れろではありませんが、テーブルマナーも経験を積むことで、どんどん身につ
いてゆきます。テーブルマナーとは、ナイフ、フォークの使い方などの作法という意味合いだけではなく、お料理を深く味わい、食事をより楽しく演出するものでもあるのです。時には、ワンランク上のレストランや料理店に出かけて、あなたのセンスを磨いてください。
おさえておきたい和洋中の基本マナー
日本では、和食はもちろん、さまざまな国の料理を味わうことができます。近年は韓流ブームなどの影響も手伝って、韓国料理をはじめ、ベトナムやタイ料理といったアジアの食文化も定着しつつあります。とはいえ、外国料理の主流を占めているのは、西洋料理ではフランス料理とイタリア料理、アジア圏なら中国料理といったところでしょう。これに会席、懐石といった本格的な日本料理を加えたところが、フォーマルな席には多く利用されています。
つまり和洋中の基本マナーを知っておけば、まずは安心ということです。なかには、聞きなれない言葉や普段使用しない道具なども出てきますが、とにかくひととおり覚えてしまうことです。料理をさらに美味しく味わうためのコツと考えて、トライしてみてください。
誰もが最初は初心者
例えば一流のスポーツ選手だって、最初から驚異的なプレイができるわけではありません。練習に取り組み、努力を積み重ねた結果が、現在の活躍につながっているのです。テーブルマナーもしかり。初めてレストランや料亭に出かけて、完璧な立ち居振る舞いができる人はいません。多少、ぎこちなくなってしまっても、自分のおこないが周りの人の気分を害したり、お店に失礼になったりしなければ問題ないのです。
マナーはもちろん大切ですが、やはり、食事を楽しむということが第一。そのことを忘れず、スマートに料理を味わえるようにしたいですね。

